ジスロマックはマクロライド系の抗生物質で病原菌が生育するのに必要なタンパク質の合成を阻害する働きがあります。
病原菌を死滅させるのではなく、増殖を抑えるという静菌作用を有します。
グラム陽性菌や、インフルエンザ菌など一部のグラム陰性菌にも有効です。
特徴はペニシリン系やセフェム系抗生物質が効かないマイコプラズマやクラミジアにも有効です。
こどものマイコプラズマ肺炎にはよく用いられています。
適応症は咽頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器疾患の二次感染、尿道炎、副鼻腔炎などです。
このジスロマックは効果・特徴が他のマクロライド系抗生物質とは異なっています。具体的には組織内に長くとどまるため、作用時間が非常に長い特徴を持ち、用法は1日1回3日間の服用で効果が7~14日間続きます。
そのため服用後効果が続いている間に他の医療機関に受診する際には、医師にジスロマックを服用している、あるいは服用したことを伝える必要があります。
普通錠の他に、小児用カプセルや細粒、高単位製剤、徐放化製剤などさまざまな製剤が発売されています。
食事とは関係なく服用することができます。
しかし水ではなく酸性飲料(オレンジジュース、乳酸菌飲料、スポーツ飲料など)とともに服用したり、噛み砕いたりすると、主薬の苦味を防ぐためのコーティングが剥がれ、強い苦味を感じることがあるので避けるようにしましょう。
他のマクロライド系抗生物質で問題となる薬の飲み合わせによる相互作用が比較的少ないです。
安全性は比較的に高いことで知られています。
ペニシリン系抗生物質で見られるような重篤なアレルギー症状についてもほとんどおきておりません。
しかしながら副作用は人によっておきることがあり、吐き気や腹痛、軟便、下痢など胃腸症状が現れることがあります。
ひどい症状が続く場合にはすみやかに処方医や薬剤師に連絡してください。
まれに発疹、かゆみ、めまい、けいれん、肝機能障害、白血球数減少など起こることがあります。
安全性は高いですが油断は禁物です。
一般的に抗生物質はたとえ症状がよくなったとしても処方された量、日数を決められたとおりに飲みきる必要があります。
それを怠ってしまうと、病原菌が薬剤耐性を獲得してしまい、薬が効かなくなってしまいます。
そしてこの抗生物質が効かない病原菌が世の中に広がってしまい、病気を治せなくなってしまうことになりかねません。
ですから抗生物質の安易な使用、自己判断による減量や中止はしてはならないのです。
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